【幸陽閣(再訪)】佐賀ラーメンランキングで常に上位ランクインの超人気店で濃厚かつクリーミーな豚骨ラーメンをすする! 佐賀県佐賀グルメ
奇をてらわない素朴な豚骨ラーメン
以前に伺って以来、数年振りの再訪
以前は佐賀ラーメン 自体が新鮮で
久留米の豚骨ラーメンとは一線を画す
その濃厚で優しい味わいと美味しさに
とても驚いた記憶がある
以来
大臣閣、丸幸ラーメンセンター
いちげん。、もとむら…など
佐賀の人気店をいろいろと食べ歩いてきた今
こちらの味を食べて自分がどんなふうに感じるか
それも確かめてみたい気持ちで伺った
以前は昼の訪問、今回は夜だがいつでも混雑
大盛りや替え玉はない。卵入りラーメンがオススメ
卓上もシンプルだ
アットホームな店内に入ると
豚骨の香りがほんわりと漂う
「幸陽閣」の創業者は
佐賀ラーメンの源流を汲む「一休軒」にて修行し
1974年に佐賀駅近くに
前身の「幸陽軒」を開店
しかし体が限界を迎えてしまい
2008年3月に一旦閉店した
その後、閉店から2ヶ月後に
現在の場所で焼肉店「幸陽閣」として再オープン
しかし長年のファンから
「ラーメンを提供して欲しい」という要望があり
結局はラーメン店に戻ったという
ちょっと変わった経緯がある
大臣閣にしてもそうだが
地元の人の根強く熱い支持というものが
店の味を支えていることを
改めて感じるエピソードだ
昼でも夜でも店内には常に人が絶えず
シンプルなメニュー構成にも関わらず
地元の人が飽きずに通う味わいなのだ
今回は久しぶりの訪問だったので
ここは定番の味を食べることにした
佐賀では生卵入りが定番、ということで
卵入りラーメン(620円)を注文
大盛りや替え玉がメニューにないので
もう少し食べたければ
新たに注文したり
ライスを別注するシステムである
ちなみに、、
生卵入りはまろやかさが全然違うので
初めて食べに行く方には
生卵入りラーメンをオススメしたい
味わい勝負の一杯、登場
豚骨の香りとともに着丼
提供までが実に早い
スープは熱々でヒタヒタ… 楽しみである!
卵入りラーメン(620円)
白濁からさらに煮込まれて豚骨からの深い旨味が溢れる
中細ストレート麺は博多のそれとは違い、ツルツルもちっとした食感
脂がほとんどなくパサっとした肉の繊維を感じるチャーシュー
卵を溶くと豚骨の濃厚さにまろやかさがアップ!これはオススメ
スープは一見して博多の白濁豚骨とは違う
豚骨醤油の茶濁とも違って
豚骨を煮込んで旨味をかなり煮出したような
トロミもあるスープだ
飲んでみると、、
見た目とは反して非常にまろやか!
豚骨の旨味や脂がしっかり溶け出して
こってりさもあるハズなのに全くくどくない
思わず唸ってしまう美味さだ
麺は中細ストレート麺
博多のプツンとした感じのそれとは違い
加水が高めのモチっとした食感
中細で柔らかめに茹で上げられているので
もちもち感が余計に増している
喉越しがツルリとしているので非常に食べやすい
チャーシューは脂がほとんどなく
肉の繊維や食感を優位に感じる仕上がりだ
スープがまろやかな分
チャーシューはこれくらい邪魔しない方が
バランスが良いのかもしれない
そして何と言っても生卵!
自分はある程度食べ進めて
中盤で崩して混ぜていくのが好きだが
この黄身のコクととろみがスープと麺に絡むと
また味わいがガラリと変わってめちゃくちゃ美味しい!
これは佐賀のラーメンにしかない美味しさだ
美味しいラーメン
インパクトのあるラーメン
ボリュームのあるラーメン…
あらゆるラーメンを食べてきたが
ここにきて
佐賀の豚骨ラーメンは
また別次元の個性を放つ味わいだと感じた
佐賀で名店と言われる人気店は
とにかく素朴で
毎日でも食べられそうな優しさがある
だからこそ
「ここがなくなったらどこで食べたらいいんだ」
そんな切実な思いを抱かせるのだろう
また佐賀に伺うことがあれば
ホッとしに訪れたいと思う一杯だった
ごちそうさまでした!
変わらぬ美味しさ
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幸陽閣(こうようかく)
住所:佐賀県佐賀市下田町3-31
電話:0952-24-5084
営業時間:11:00~15:00(L.O14:45)/ 18:00〜21:00(L.O20:45)
日曜営業
定休日:月曜日
*臨休等の詳細は必ず事前に連絡を!
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車:JR長崎本線「鍋島駅」から車で10分程度