【焼きあご塩らー麺 たかはし】新宿本店の極上ラーメンに舌鼓! 東京グルメ
今回は仲間と打ち合わせがあったので、
フラメンコロイド3人は新宿の歌舞伎町までやってきました。
新宿にはたまに来るんですが歌舞伎町は本当に久しぶり…
あいかわらずの人の多さにびっくり…そして歌舞伎町界隈はすごい外国人の数。。。
っていうか、前より増えてる?
特にドンキホーテの周りなんか、
一瞬どこの国にいるのか…わからなくなるくらい外国人が多い。
さてさて、
せっかく新宿歌舞伎町まで来たんだから、
やっぱり美味しいラーメンが食べたいなぁ、、
なんて考えながら、、、、
西武新宿の駅ビルPePeのあたりを
プラプラ歩いて通り過ぎようとした…その時!!!
ん??
あれ?
この匂いは、、、、、もしや!?
匂いの元を探しながら歩いて行くと…やはりあった。
周りの派手な看板に隠れてたから、
危うく見逃すところでした。
焼きあご塩らー麺 たかはし 新宿本店
一目で看板商品がわかるネーミングですね。
お〜っ!
よく見ると看板のすぐ横にトビウオ(アゴ)が吊ってある…
思わず近寄る3人です。
実はトビウオもアゴ出汁も
意外と最近まで食べた事がなかったんですが、
ある出来事を境にアゴファンになってしまった。
あごファンになったワケとは?
伊豆七島の新島に釣りをしに行った時のこと。
ロイド3人は石鯛釣りをしていたんだけど、
その日は投げても投げてもいっこうにアタリがない。
もう日も暮れてきて「はぁ〜 今日もダメかぁ、、」なんて、
ぼやいてるすぐ目の前では夕日が射す海面をトビウオたちが何十メートルも飛んでいた。
結局、その日最後まで坊主だったんだけど、
上物をやっていた仲間の一人がトビウオをバンバン釣っていて、
そのうちの2,3匹を分けてくれた。
その時のトビウオがいやぁ〜マジで美味かった!
刺身にしても、つみれ団子にしてもGOOD!
トビウオの身には、なんとも言えない弾力と甘みがあって…
それ以来『アゴ』と聞くと頭の中にはその味が蘇ってくる。
ま、というわけで、
この『焼きあご塩らー麺 たかはし 新宿本店』に惹かれてしまったんです。
新島でもらったやつは40センチはあったけど、
干してあるにしてもこれはかなり小さいなぁ。
イワシくらいの大きさに見える。それとも種類が違うのかな?
トビウオをなぜアゴと呼ぶのか?
ちなみに、
皆さんは、なんでトビウオをアゴっていうか知ってますか?
いろんな由来があるらしいんですが、
①顎(あご)が落ちるほど美味しい…
②食べる時、硬いので顎を使う…
③飛魚を前から見ると、アゴが出ている…
と、この辺りは聞いたことはあったんだけど、
最近もう一つの説があることを最近知ったんです。
それは、
トビウオで有名な長崎は平戸が舞台の話らしいんです。
フランシスコ・ザビエルの時代、
長崎・平戸にはたくさんの宣教師が
訪れていた事はよく知られていると思うんですが、
ある日、舟に乗っていた宣教師が海上を飛ぶ飛魚を見て、
「・・・agoo!」
と叫んだそうなんです。
(前半はよく聴き取れなかったらしい…)
それを聞いた日本の船乗り達が聴き取れた
「・・・agoo!」
という部分だけを覚えて飛魚を「アゴ」と呼ぶようになったっていう説。
へぇ〜!
ちなみにこの話を知っている人は
地元の平戸でもほとんどいないそうです。(笑)
アレっ?! (^_^;)
飛魚の学名が《cypseluruns agoo 》だっていうことだから、
か〜な〜り〜信憑性あるなと考えてるんですが、皆さんはいかがですか?
え?
それより何を頼んだかって???
そりゃぁ もちろんこれ!
『焼きあご塩らー麺』
着丼までの間、
いつものようにメニューをまじまじと読みふけります。
おっ、さすが新宿。
メニューの説明に英語&中国語も載ってる。
さっきのドンキホーテからも、
きっとお客さんが流れてきたりするんだろう。
ちなみに店内はカウンターで15席前後あって満席だったけど、
3人の店員さんがテキパキと動き提供もスムーズでいい感じ。
うまい店は総じて店員の動きがスムーズですからね。
我々の期待度は徐々に上がって来ます。(°▽°)
そして、待つ事7分ほどで着丼です!
焼きあご塩らー麺 たかはし 新宿本店のYouTube動画
臨場感溢れる動画をどうぞ!
ロイドごはん
焼きあご塩らー麺 たかはしのラーメン
カウンター越しに丼を受け取った瞬間、
フワァ〜
なんとも言えないアゴの香りがぽよよを直撃する。
香りの強いインパクトとは裏腹に見た目はとても上品。
これは思わず顔を近づけちゃうね。
チャーシューの上にはネギと水菜が美味しそうに乗っかっています。
焼きあご塩らー麺 たかはしのスープ
一番胸がときめく瞬間…
透き通った中にも微妙な薄濁り感を感じるスープ。
それでは、スープから行きましょう!
ズズーッ!
ん。。。。もう一口。
ズズーッ!!!
う、うまい!!!
ハァ〜とため息が出る旨さ!
これがアゴの旨味なのか!
なんて、、妄想していた通りの味…
なかなかここまでドンピシャはない。
ワタを完全に抜いているのかは定かじゃないけど、
絶妙に残されたエグ味(良い意味での)と旨味、焼いた時の焦げた風味。
そして同時にほのかな甘みとしっかりしたコクも感じるスープ。
その全てがぶつからずに調和して旨味を生み出している。
マジですごい!
魚介出汁の難しいところって、
濃度をあげればあげるほど苦味や
エグ味もくっついてきてしまうんだけど、
ここのスープは、それをギリギリの線で
かなり際どくクリアしてるところがポイント高いんですよ。
もし、あまりにエグ味を怖がったら、
良いところまでなくなってしまうからね。。。
きっと、魚のワタが苦手な人には気になるかも…くらいのエグ味の残し方。
これは大満足な味わいですよ!
焼きあご塩らー麺 たかはしの麺
さて次は、厚いトッピング層の奥に眠っている麺を引っ張り出して
近くで見てみよう!
おっ!
ぷりっぷり( ^ω^ )
加水率が高めの艶がある太目の縮れ麺。
さて、それでは麺を行ってみよう!
う、うまい!!!
いわゆるスープを吸い過ぎない麺。
良い意味でアクが強いスープとの絶妙な距離感を保っている。
太い麺が吸い上がってきてもスープとの
バランスが絶妙すぎて全然重さを感じさせない。
こういう組み合わせの妙を実感した時に
ラーメンって芸術
だなと深く感じてしまう。
焼きあご塩らー麺 たかはしのチャーシュー
そしていよいよ、お待たせのチャーシュー。
2種類あるチャーシューへ箸を進めると、
まずバラ肉の方はうまく持てないくらいの柔らかさ。
脂の旨味がじゅわぁ〜と広がって一瞬で食べてしまった。
と言うか口の中で溶けてしまった。ヽ(*´∀`)
写真ではちょっと伝わりにくいけど、
かなり厚みもあり食べ応えある一枚。
そして、続いてレアチャーシュー。
こ、これは!
ヤバすぎる…
口に入れた瞬間にぽよよの目が光ってたはず。(笑)
この薄切りの肉の一体どこにこれだけの肉汁が隠れてたんだ!?
と、いうくらいの贅沢な一品だった。
2種類それぞれ『厚さ』『食感』『味わい』とコントラストがあるんだけど、
一番大事なのはどちらもがスープにめちゃくちゃ合っているって事なんです。
厚切りバラ肉の方は下味はあまり感じずで、
肉の脂の旨味とスープの味が合わさってくる。
逆に薄切りのレアチャーシューの方は、
しっかり下味が付いていて存在感がシッカリとあるのに全くスープと喧嘩していない。
食べ始めて、ものの1,2分なのにもはや唸ってしまう。
焼きあご塩らー麺 たかはしの水菜とネギ
さらに、水菜とネギのシャキシャキの食感がアクセントになって食べ進んで行くと
あっという間に残りもわずか、、、それにしても名残惜しい。
やっぱり大盛りにしておけばよかった。(T_T)
まだコシを失なっていない麺とキラキラ輝くスープ…
一気にすすります。
完飲完食!
『ふう〜 美味かった!』
ごちそうさまでした!
まとめ
洗練された一杯という印象で、
魚介出汁好きにはたまらないお店…ぜひ一度行って見てください。
後から知ったんだけど、実はここはご飯も有名で、
この残ったスープにご飯を入れるんだって!!
そ、そんなものがあったとは。。。。(゚o゚
必ずまた来るぞ!
ふと、我にかえってみると、
こうやってラーメンを食べ続けられるって言うのは本当に幸せなことだな…と思いました。
ロイドの旅はまだまだこれからも続きます!
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店舗情報
店名=焼きあご塩らー麺 たかはし 新宿本店
問い合わせ=050-5571-5573
住所=東京都新宿区歌舞伎町1−27−3 KKビル 1F
交通手段=西武新宿駅より1分
JR新宿東口より5分
営業時間=11:00~翌朝5:00(LO5:00)
定休日=無休(年末年始を除く)
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