【新京亭】“飯田ラーメン”を昔から地元に愛されてきた老舗中華そば店で実食！ 長野県飯田グルメ
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飯田ラーメンの老舗
路地を入ったところの看板が目印
裏路地にポッと灯りがともる店
ここ長野の飯田に
飯田ラーメンがあるという
昔から地元で食べられてきたもので
醤油がベースで
麺がモチモチとしたストレート麺が
特徴だというそのラーメンを食べるため
飯田までやってきた
伺った「新京亭」は
昭和42年に開店
同じく市内にある人気店「上海楼」で
修行された方が開いたお店だそうだ
最近昔の場所から移転して
飯田駅からかなり近い場所になった
路地を一本入ると
そこに白い看板が見えてくる
入り口には待合場所のようなスペースと
名前を書き入れる盤が出されていた
昼時などは待つこともあるようだ
早速中に入ると
先に1人客がカウンターで食事をとっていた
女性店員さんが接客担当で
元気な声で対応してくれる
メニューを見ると
中華そば、ワンタンメン、チャーシューメンのほか
焼きそばや炒飯、肉野菜炒めや丼ものも揃う
トン汁があるのも興味深い…！
この日は
中華そば半分サイズ（500円）
ワンタンメンの大盛り（800円）とライス大（250円）
ワンタンチャーシューメン（950円）
そして、常連が必ず頼む、という餃子を注文してみた
昼間は待つこともあるようだ
10時半から20時までの嬉しい通し営業
移転されたばかりでまだ新しい店内
奥には広い座敷席も
胡椒と一味、スタンダードな卓上調味料
こちらがメニュー、とても見やすかった
中華そばは“半分”あり。バリエーションが豊富
右側がご飯ものと一品もの、トン汁も気になる
頼まないわけにはいかない…！
まず餃子から登場！
揚げ餃子になっていて
キャベツの上に並べられて出てきた
上からかけられた酸味あるピリ辛ダレで
キャベツと一緒に食べると美味しい
揚げ餃子というとカリカリ食感だが
こちらのはふわふわもしていて
中の餡を優しく包んでいる
中の餡は野菜の甘みたっぷり
胡椒がほんのり効いていて
ビールがすすみそうな逸品だ
キャベツの上に乗り、上からピリ辛ダレ
中の餡は薄味でほんのり胡椒が効いている
昔ながらの中華そば
続いて、中華そばが続々登場！
熱々なスープが縁一杯までひたひただ
かなりの透明感で
醤油と出汁の香りがふんわりと漂ってくる
ワンタン麺大盛り（800円）
ライス大（250円）
中華そば 半分（500円）
あっさり醤油だが丸みがありコクもしっかり
麺は飯田ラーメン特有の平打ちのようなストレート麺
メンマには胡椒が入り、アクセントに
チャーシューは食感固めであっさりした味わい
スープ、美味しい！
優しい味わいで、醤油ベースながらも
醤油の角が取れてまろやかな塩気がいい
鶏がらベースらしく野菜と思われる甘みと
煮干しのような香りも一瞬感じた
麺は確かに個性的だった
角ばった平打ちのようなストレート麺
これが
飯田地域で食べられるラーメンの特徴らしい
加水は低めなので
意外と早くスープを吸っていく
モチモチ感がとても強くコシもしっかりある
麺自体がとても長いので
食べるのには少し工夫が必要だ
チャーシューは
脂がほとんどないあっさりした味わい
麺やスープを邪魔しないような
塩気と動物系の食感を添えている
ワンタンはツルモチっとしていて
中の餡はかなりあっさりめ
つるつるした食感と
スープを吸った旨味を楽しむことができる
意外とアクセントになるのはメンマ
細切りながら胡椒が効いていて
塩気が少しだけ強めになっているので
あっさりしたスープに入るだけで
輪郭がぐっとはっきりするのだ
他がシンプルなだけに意外な立役者になっていた
1人のお客さんがまたぽつっと入ってきた
裏の厨房からは
元気な女性店員さんたちが
世間話をする話が聞こえ
学校から戻ってきた子供たちが
厨房の入り口で
今日あった出来事を話している
そんな家庭的な雰囲気が普通に流れるお店だった
優しく丁寧に作られた味わい
地元に愛されているのがよく伝わる
良いお店でした！
ごちそうさまでした！
店から漏れる音や光が優しい
訪れる人の心を和ませる一杯だった
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新京亭（しんきょうてい）
住所：長野県飯田市中央通り4-14
電話：0265-22-1756
営業時間：10:30～20:00
日曜営業
定休日：水曜日
＊臨休等の詳細は必ず事前に連絡を！
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電車：「飯田駅」から徒歩3分
