長崎の夏を楽しむ旅!これからの季節には最高の長崎旅行!見どころ5選まとめ!
長崎、といえば昔から外国への玄関口として発展してきた港の街です!
江戸時代には国内唯一貿易していた出島があり
主にオランダからたくさんの文化が入って来ました。
坂が多く外国の影響を受けた独特の景観は
他の場所にはない魅力がたくさん詰まっています!
そして足を伸ばせば平戸や佐世保など魅力の溢れる場所がたくさんあります!
時間や日数が限られた旅だからこそ「ここはぜひおさえておきたい!」
そんな厳選された長崎の見どころを一気に教えちゃいます!
市民に愛される「路面電車」で長崎を感じよう♪
画像提供:写真AC
正式には長崎電気軌道といいます!
ちなみに地元の方は普通に「電車」と呼んでるそうです笑
じつは、長崎市内の主な観光地って
この路面電車の駅からほとんど歩ける範囲にあるんです!
有名な観光地がそのまま駅名になっているのでめちゃくちゃ分かりやすい!
ということで、市内観光の際はこの電車を利用しない手はありません!!
しかも、JR長崎駅から乗れるので乗り継ぎがとっても便利ですよ!
気になる運賃は…
な、なんと全線均一の120円!
めちゃくちゃ安いっっ!
また500円の一日乗車券もあるのでこれさえ買えば1日中乗り放題!
そんな一日乗車券は…
観光案内所、沿線ホテルのフロント、
長崎電気軌道の営業所、JR九州みどりの窓口などで発売しています!
ぜひ観光案内所や下記の問い合わせ先に聞いてみて下さいね!
基本情報・お問い合わせ
長崎電気軌道株式会社 電車事業部 運転課
TEL:095-845-4113 FAX:095-845-4117
ホームページ:長崎電気軌道株式会社
世界と日本をつないだ「出島」で昔に思いを馳せよう♪
画像提供:写真AC
出島というと…
約200年間の鎖国時代で、日本で唯一外国に開かれていた場所です!
江戸幕府が外国との貿易や商売を制限するために作った扇型の人工島で
当時は住居などのほか、蔵や料理部屋などがあったようです。
ちなみに「出島和蘭商館跡」は
国の史跡に指定されているんですよ〜♪
明治にその役割を終えてしばらくそのままにされていましたが
長崎市が1996年に復元事業を始めました!
そんな流れで、、実は一般公開されたのは、2016年!
割と最近なんですね〜!!
これから2050年にかけて完全に復元していくそうですよ♪
完成が楽しみですね!!
基本情報 ・お問い合わせ
住所:長崎県長崎市出島町6-1
TEL:095-821-7200
料金:一般510円 高校生200円 小中学生100円(*団体割引あり)
* 障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)
保持者及び介護者1名は減免があります。
営業時間:8:00~21:00 ※最終入場20分前まで
定休日:年中無休
ホームページ: http://nagasakidejima.jp
交通アクセス:JR長崎駅から路面電車(「崇福寺」行に乗車)約5分
「出島」電停下車してすぐ
なんと日本最古!日本三大名橋の「めがね橋」を観に行こう!
画像提供:写真AC
その川面に映る姿から「めがね橋(国の重要文化財)」と呼ばれるこの橋は
日本では初めてのアーチ式石橋です!
どれくらい古いかと言うと、、
なんと!寛永11年(1634)!
このころはまだキリスト教禁教の時代で
唐文化の影響でお寺が次々と建てられたんですが
その時にやはり建てられた興福寺の黙子如定禅師が
この橋を作ったと言われています。
その綺麗な姿から
『日本橋』『錦帯橋』と並んで日本三名橋にも数えられるとか。。
また…
この橋がかかる中島川の護岸22カ所に
ハート型の石(ハートストーン)がはめ込まれています!
愛のパワースポットだそうなので笑
ぜひ探してみてくださいね!!
基本情報 ・お問い合わせ
住所:長崎県長崎市魚の町・栄町と諏訪町・古川町の間
TEL:095-829-1193(長崎市文化財課)
ホームページ:めがね橋
アクセス:JR長崎駅から路面電車蛍茶屋行きで4分、「めがね橋」電停下車、徒歩3分
キリスト教史上、世界に衝撃を与えた「大浦天主堂」に立ってみよう♪
画像提供:写真AC
大浦天主堂は
開国した長崎に住む在留外国人のための
中世ヨーロッパ建築を代表するゴシック調の教会で
現存するなかでは、
なんと国内最古!
聖堂内にあるステンドグラスの中には
100年ほど前のものも…♪
また、この天主堂は
秀吉の迫害によって殉教した日本26聖人に捧げられた教会で
天主堂の正面が26人が殉教した「西坂の丘」に向けて建てられています。。
フランス人宣教師であるフューレとプティジャンの両神父が設計し
施工は天草の小山秀之進が行いました。
1864年末に竣工した直後、浦上にいた潜伏キリシタンがこの教会を訪れて
カトリック信仰を告白したことで信仰を密かにし続けていたことに
教皇が感激してこれを「東洋の奇蹟」と呼んだ、というのが
宗教史上でも、非常に大きな出来事だったんです!
数回の増改築によってデザインも変わり
外壁もレンガ造に変更されていきましたが
中の主要な部分は建てられた当時のままが残ってますよ!
また、2018年にはユネスコの世界文化遺産登録された
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成遺産にもなりました!
重要な歴史を今に残す天主堂。
ぜひ足を運んでみて下さいね!
基本情報 ・お問い合わせ
住所:長崎県長崎市南山手町5-3
内覧時間:8:00~18:00(拝観受付は閉館15分前に終了)
拝観料・入場料:大人/1,000円 中高生/400円 小学生/300円 *団体割引有(20名様以上)
ホームページ:大浦天主堂HP
交通アクセス:JR長崎駅前から路面電車
(「崇福寺」行に乗車し「新地中華街」電停で乗換え)「大浦天主堂」駅より歩いて5分
明治の産業の盛衰を生きた「軍艦島」の歴史を感じよう♪
軍艦島の本名は、端島(はしま)と言います!
かつて
海底炭鉱の島として世界中でも例を見ない発展を遂げた半人工の島で
一時は東京以上の人口密度だった(驚)!!そうですが…
海底を掘り起こすその労働は、非常に過酷だったそう。。
その当時の様子や島の人々の暮らしの跡がいまも残る軍艦島。
その姿は圧巻のスケールです!!
軍艦島に上陸が許されている船は5社だけ!
各社が1日2便ずつ
計10回のクルーズと決まっています。
会社が決まっているのと乗船人数にも限りがあるので
確実に行きたい人は早めに予約しましょう!
また会社によって出航する場所も違います!
あらかじめ予約した会社のHP等で
時間と出航場所とをしっかり確認しましょうね!
軍艦島クルーズ就航会社
① ジュピター:軍艦島コンシェルジュ
② ブラックダイヤモンド:軍艦島クルーズ株式会社
③ さるくII号:シーマン商会
④ マルベージャ:やまさ海運株式会社
⑤ アイランド号:第七ゑびす丸
ちなみに…
5社全てを比較しているサイトがコチラ
→『軍艦島クルーズ船5社を比較して特徴をまとめました』
このサイトには各社の特徴や個人的な感想など
役に立つ情報がたくさん載っていて
とても参考になりました!
おわりに
いかがでしたか?
長崎の路面電車から始まり
出島や大浦天主堂などの長崎の歴史スポットを始め
ちょっと足を伸ばせば触れられる長崎の魅力溢れる場所をご紹介しました!
日本最古、日本唯一と、長崎にしかない風景に触れることができると思います。
また、この付近には長崎の中華街や有名な長崎ちゃんぽんが頂けるお店
カステラの老舗など、長崎グルメを堪能できる場所もたくさんあります!
ぜひ足を運んでみて、その魅力を楽しんで下さいね!!