【大興飯店】水戸黄門の食べた水戸藩ラーメンをいただく!茨城県水戸グルメ
全国を架けまわっているフラメンコロイドですが、
まだまだ回りきれていない土地食べていないラーメンはあるもんです。
そしてそれは意外にも関東地方にあるんです!
そんなわけで、今回ロイドがやって来たのは
茨城県水戸市。
なぜかといえば
ここに水戸藩ラーメンなる一杯があると
聞きつけたからなんですねぇ。
全国にご当地ラーメンは数あれど、
藩の名前がつくラーメンは
ここだけなんじゃないでしょうか?
一体どんな一杯なのか
想像が膨らみます!!
そしてやっと到着。
暗い夜道の中でロイドを迎えてくれたのは
水戸藩の家紋が入った輝くこの看板!
そして今回この水戸藩らーめんを食べられるお店として
ロイドが向かったのこちら「大興飯店」です!
大興飯店
お店の場所は場所は茨城大学水戸キャンパスの目の前。
どうりで通りを行く人がみんな若いです。
最寄りの駅からでも3キロはあるので、
バスに乗るか、車での来店がオススメです。
外観はいかにもザ・中華!という感じ。
ショーケースの中に、
レプリカではなく写真を並べるというのは
ある意味斬新ですね 笑
さぁいよいよ入店です!
まず、店に入った瞬間に目に入ってくるのは、
とにかく壁という壁に貼ってある品書きの多さ!
あっちにも
こっちにも
もちろんテーブルにも
そしてそんなたくさんのメニューの中でも
とっておきの1枚がこちら!!
水戸藩らーめん!
よっ 待ってました!
それがどんなものかは考えず
とにかく注文してみましょう!
どんな一杯なのか
楽しみに待ちつつ店内をチェック。
店内の席数は今座っているカウンター、テーブルがある部屋の他に
奥にあるお座敷も入れて全席で35~40席というところでしょうか。
そして卓上には
定番の三羽ガラス
醤油、酢、ラー油が並びます。
大興飯店のラーメン
待つこと およそ8分。
威風堂々という貫禄とともに登場しました、
水戸藩らーめん!
あとで店主さんにうかがった話だと、
その昔、中国の儒学に熱心だった黄門様が
その当時交流があった明の学者から教わったラーメンを
とても気に入って家臣にも振る舞ったそうなんですね。
そしてその事が書かれていた黄門様の日記を元に
水戸の数件のラーメン屋の店主さん達が再現したのが
今の水戸藩ラーメンだそうなんです。
どこからか
ひかえおろーーーーっ
と、角さんの声が聞こえて来そうです。
ははーーーっ
と、いうわけで待ちに待った実食です!
大興飯店のスープ
間違いを恐れずいえば、
野菜からたくさん旨みがでたけんちん汁のスープと
そして優しいカエシの醤油スープを足した感じ。
見るからに具沢山の一杯を
綺麗にまとめ上げるのは
こんな優しいスープなのかもしれない。
大興飯店の麺
さて、この麺。
少し変わった色をしていると思いませんか??
別にスープを吸いまくってこの色になったわけではないんです。
実はこの色は蓮根の澱粉に由来するんだそう。
黄門様の日記を読み解いて
製麺所と一緒に頭をひねって作った
蓮根からとった澱粉を使った特製麺。
果たしてそのお味は?
美味しい麺です!
ハリがありながらも、
噛んだときに歯を包むような食感で
独特の粘りを感じる美味しさです。
大興飯店のチャーシュー
4枚も入っている
一枚一枚が存在感を放つチャーシューは
火の通し方が絶妙だから
柔らかくも締まった肉感を堪能できる。
そして、これは何の味付けなんだろう?
とても美味しい!!
4枚食べても、もっと食べたい!と思ってしまいました。
大興飯店の椎茸や野菜
青椒肉絲か!?っていうくらい
たくさん入っている竹の子や、
ツヤツヤの椎茸。
さらに、これは黄門様のアイデアだったという
ショウガ、ニンニク、ニラ、ネギ、ラッキョウの
五幸と呼ばれる薬味を添えていただきます。
絶えず味が変化し続けるから
いろんな感覚を呼び起こされながら
一気に平らげてしまいます。
まとめ
バラエティに富んでいるのに
全く一体感を失わない一杯を
完食完飲!
これが水戸でしか食べられないなんて残念すぎる!
いや
水戸でしか味わえないからこそ良いのか。。
ラオタの悩みは深い ( ^ω^ )
そして、帰り際に目にしたオリジナルTシャツ。
へぇ こんな事もやってるんだ!なんて思いながら
納得!!!
決して古いものにばかりとらわれていないからこそ、
数百年前の偉人の日記から現代の僕らが食べても
美味い!!!
と言える一杯を作り出せるのに違いない。
ごちそうさまでした!
ロイドの旅はまだまだこれからも続きます!
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みなさん応援どうぞよろしくお願いいたします!
店舗情報
店名=大興飯店
問い合わせ=029-226-5837
住所=茨城県水戸市袴塚3-9-16
交通手段=水戸駅よりバスで20分。
赤塚駅から3km
営業時間=11:00頃~14:30 / 17:00~23:15
日曜営業
定休日=年中無休
フラメンコロイドの足跡
味 3.54
接客 3.53
雰囲気 3.56
評価 3.54