フラメンコロイドの旅

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【岡本中華 小松島本店】地元グルメライター、オススメ!徳島ラーメンのルーツと言われる“白系”の代表店!あっさり豚骨ラーメンが身体に沁みる!  徳島県徳島グルメ

 
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ロイドウォーカー
「フラメンコロイド」というバンドで日本全国を演奏活動しながら車で旅する3人組。日本各地で通りかかった土地の絶品グルメを野生の勘で探し当てながら、北は北海道の礼文島から南は沖縄県の竹富島まで巡っている。ロイドの旅も2019年現在で日本8周目に突入!最近ではヨーロッパやアジアなど海外にも旅が拡大中!

 

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岡本中華、初訪問!

徳島ラーメンを知ったのは何年も前。。
メロンシートが仕事で徳島に立ち寄った際
三八(さんぱ)」に行ったのが
徳島ラーメンとの最初の出会いでした

その後、ロイドで徳島に伺った時
再びその魅力にハマり、、
いっそのこと3系統全部回ってみようじゃないか!
ということで回り始めました!
今回伺ったのは
徳島ラーメンのルーツと言われる“白系”の代表格で
老舗でもある「岡本中華 小松島本店」です


横長の新しい店舗

お店の創業は1951年
戦後の小松島港の近くで
「華月岡本」という名の屋台からスタート

店舗を構えたあとは
何度か建替えや移転があって今の場所に
現在で三代目、だそうです

お店のHPには
屋台だった当時に使っていたチャルメラや
トンコツを砕いていたトンカチなどの写真が見られ
当時を偲ぶことができます
このトンカチや台として使っていた線路の一部は
今でも使っているそうですよ〜


広い店内

徳島ラーメンはそのスープの色で
白系、黄色系、茶系の3つに分けられます

戦後、徳島南部の小松島市付近で白系が生まれ
その後に
徳島市内で黄系
徳島市内から北部に茶系が誕生
こんな流れになっています


この日は空いていたが普段は行列ができるらしい

徳島の醤油の特性なのか
3系統とも全体的に少し甘めの味わいが特徴ですが、、

白系→豚骨スープに薄口醤油や白醤油で味付け
(豚骨ラーメンっぽい)
黄系→鶏ガラ・野菜などに薄口醤油
茶系→豚骨スープに濃口醤油・たまり醤油
豚の薄切りバラ肉と生卵を載せる店が多い

ざっくり言うとこんな風に違います

ちなみに我々が以前伺ってきたお店だと…
王王軒
ラーメン東大茶系

三八かわい黄色系
伺った 岡本中華白系  になります


早速注文(値段は当時のもの、今は値上がりしている)

念願の徳島ラーメン巡り… 食べるのが楽しみです♪
白系、というだけあって確かに白い
確かに豚骨ラーメンのようなビジュアルですね
ここは中華そば小(600円)*
トッピングとして
生卵(50円)*とメンマ(100円)*を注文しました
*いずれも現在の価格です

ちなみにここ徳島では
小が普通の1玉サイズ大が2玉
というお店が多いようです
小はハーフサイズではないので要注意!


卓上は胡椒のみ

あっさりした優しい豚骨

徳島ではラーメンではなく
中華そば、と呼びます
運ばれてきたビジュアルを見て
ちょっと昔懐かしいような気が…
早速、いただいてみましょう〜


中華そば小(600円)


かなりあっさり!


大量ネギがまたスープに合っていた

スープは見た目は豚骨ラーメンのそれですが
飲んでみるとかなり薄い!
めちゃくちゃあっさりしてますね〜
舌の奥でとろみもほのかに感じます
そして、ほんのり甘さがありますね
これは野菜の甘みなのか、醤油の甘みなのか、、
スープがヒタヒタに入っているのがまた嬉しい。。
ネギ好きとしてはネギがたっぷり入ってるのも
結構ポイントが高かったです


お店オリジナルの麺

はお店オリジナルで中太のどストレート麺
コシがほどよくあってすすりやすいのと
スープだけではなく麺自体に甘みが感じられました
かなりあっさりしたスープには
このクセがない麺が合っている気がします


チャーシューは薄切り

チャーシューは薄切りで
脂があっさりスープにほのかなコクを与えています
「阿波ポーク」のバラ肉ともも肉を使い
お店で手作りしています

肉がメイン、というよりは脇役という位置付け
スープや麺との調和を考えての
薄切り、あっさり目の味付けという感じがしました


メンマ(100円)


コリコリした歯ごたえがいい


黄色系、茶色系ほどではないがもやしも入る


海苔も意外なアクセントに

メンマの味付けは結構薄く
食感重視という感じがしました

デフォで入るモヤシ海苔
そんなに大量じゃないけれど
あっさりしたスープと麺を引き立てるように
うまく配置されている気がしました
ちょっとずつ味と食感が加わって
輪郭がハッキリしていく感じがしました


トッピング、生卵


スープに溶かし込んでいくと…

徳島ラーメンは
特に茶色系では生卵が定番ですが
白系でもこの卵のコクが合っていると思います
やはり味わいが濃厚になるので
スープに溶かしこんで麺と一緒に食べると
なかなかの満足感がありました!

初の白系、中華そばは
かなりのあっさり系でした
創業当時からほとんど変えていないという
ほんのり甘めの優しい味わいが
じんわり身体に染みてくるようでした

朝から夜まで通し営業なので
時間を気にせず伺えたのもありがたかったです♪

ごちそうさまでした!


雰囲気のある暖簾

 

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鳥のイラストライン

岡本中華 小松島本店(おかもとちゅうか 小松島本店)
住所:徳島県小松島市中田町奥林60-1

電話:0885-32-0653
営業時間:11:00~20:00(売り切れ次第終了)
日曜営業
定休日:木曜日

*臨休等の詳細は必ず事前に連絡を!
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電車:牟岐線「中田駅」から徒歩12分

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