【浅月本店】名物『カツ（勝つ）そば』の衝撃的な美味しさ！そのサクッとジューシーなラーメンを実食！岡山県岡山グルメ

2020年1月9日

2020年1月12日

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ロイドウォーカー

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ロイドウォーカー

「フラメンコロイド」というバンドで日本全国を演奏活動しながら車で旅する３人組。日本各地で通りかかった土地の絶品グルメを野生の勘で探し当てながら、北は北海道の礼文島から南は沖縄県の竹富島まで巡っている。ロイドの旅も2019年現在で日本8周目に突入！最近ではヨーロッパやアジアなど海外にも旅が拡大中！

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西日本を縦横無尽に走りきる
そんなロイドツアーの最中に
岡山駅近くの「浅月本店」に寄ってきました！

岡山ってライブに立ち寄ったことはあったけど
意外にも岡山駅周辺には
ほとんど来ていなかったことに気づいた。。
今回訪れた「浅月本店」は
岡山では割と当たり前に食べられている
トンカツが載ったラーメンが食べられるお店です！
どんな味わいなのかすごく楽しみ♪
早速伺ってきました〜

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浅月本店

老舗の雰囲気が漂う入り口

浅月本店は
岡山駅からほど近い
オフィスやマンションが立っている一角にあります

昭和23年創業という
長い歴史を感じさせる渋い紫の暖簾が目印です

近くに大学でもあるのか
店のすぐ前の通りを若い学生の集団が
頻繁に行き交っていました

店先には店の名物である「カツそば」のポスター！

正面にドーンと看板メニュー！

なんだか、、
写真で見るだけでも
ガツンと迫ってくる迫力がありますね笑

なぜラーメンにトンカツを乗せるようになったのか
全国では岡山だけでなく
北海道や秋田、高知などにもあるようで
いずれにも諸説あるようですが
そもそも岡山では
デミカツ丼がよく食べられており
トンカツが好きな県民性なのかも…
という考察もあるようです笑

ではいよいよ店内へ…
招き猫がお出迎えしてくれています

招き猫が可愛い

この日は開店直後に訪れました
入った瞬間、お店のおじちゃんおばちゃんが
いそいそ支度をしながらも
柔らかいな物腰で「いらっしゃい」と一言。。
当たり前のような光景ですが
忙しい中でこの一言をかけてもらうだけでも
いろいろなことが伺えてくる気がしますね

お店にはテーブル席20席のほか
奥の座敷にもなんと20席もありました！
かなりのキャパなので大人数でも大丈夫ですね〜

そして、、人気店あるあるですが
こちらのお店にも
芸能人のサインや写真がたくさん飾ってありました♪

どーんと大迫力！

ということで、今回注文したのが…
お店の名物の カツそば
そりゃあそうですよね笑
食べない手はない！ということで
しばし待って出て来たのがこれ！

カツそば（930円）

どーん！！と大迫力だ…！

着丼の瞬間に思わず声が漏れてしまったほど
カツの存在感がものすごい笑
カツとチャーシューが
天下分け目とばかりに両端に陣取っています

うむむ、、
これはカツからいくか
それともチャーシューからいくか、迷うところ…
なんて、、言いつつも
ラオタたるもの
もちろんスープからいきますよ笑！

色濃いスープ

キリッとした醤油スープが美味しい！
くっきりと醤油の輪郭がわかるカエシ強めタイプで
若干、酸味も感じる「刺さるスープ」という感じ

スープには豚骨のほかに
豚の皮、うるめイワシの削り節、昆布、りんご
玉ねぎ、にんにくが使われているそう
材料を足してこすことで
色が濃くなっていくんだとか
けっこうな手間暇がかかっているんですね。。

強めに感じたカエシですが
チャーシューを炊いた特注の醤油、みりんに
ラードを加えているそうです

それでこんなに濃厚なんですね…！

中細のストレート麺

麺はストレートで結構長いタイプ
浅月ではこの麺を
大きな釜でうどんのように茹で上げるそうです

箸で持ち上げた瞬間は
プツンとした歯ごたえがある系の麺か？と思ったけど
いざ食べて見ると加水率が高めの
かなり柔らかな麺でした

そしてこれがスープを吸って
太って口に飛び込んでくるから堪りません〜
そして
キリッとしたスープがこの麺に吸われると
またちょっと違う味わいの麺になっていました！

ふ、深いなあ…！

メインのトンカツへ…！

いよいよ本日のメインのとんかつへ
実際に箸で持ってみるとど迫力の一言です笑
かなり大きめのトンカツがドカンと載ってると
やはり迫力がありますね
チャーシューくらいの存在感だと
ラーメンを引き立てるための要素になりますが
このカツにかぶりつくと
一瞬これがラーメンなことを忘れるような
そんなパワーがあります

豚のジューシーでコッテリした甘みや旨みが
サクッカリカリとした衣に閉じ込められ
それがキリッとしたスープに浸されている…
そして不思議なことに
カツにスープが浸っているのに
衣がサクサクしたままなんですよね。。

う〜ん…謎だ。。

意外なほどのマッチングを見せる
カツとラーメンという組み合わせは
野蛮な禁断の合わせ技、という感じがします笑

かなり味が染み込んだチャーシュー

チャーシューは豚のロース肉
焼き色をつけ、タレにつけて炊いて仕上げます
多い時は1日に30キロも仕込むとか。。

割と濃いめのしっかりした味付けです
少し甘めのスープとトンカツとチャーシューが
見事なコントラストになっててこれまた絶妙！

穏やかそうな物腰のおじさんからは想像できない
重厚でエネルギッシュな一杯でした！
味わいは昔からの味かもしれませんが
カツそばには
一切、古さやひなびた雰囲気を感じさせない
新鮮な感覚もありました
名物と言われるものは
それが生まれた時代だけじゃなくて
次の時代になっても
色あせない魅力を持ってるんだなぁと
改めて感じさせられる味でした！

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