【お好み焼き 青怜（せいりん）】広島ご当地お好み焼きを巡る旅へ！お母さんが焼くソースたっぷりの熱々そば入り肉玉をほおばる！ 広島県竹原グルメ
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竹原、商店街のお好み焼き屋さん
緑のひさしは「あいふる通り」
角にある蔦の絡んだお店
オリジナルの建物が目を引く
営業時間はホワイトボードに、昼営業が中心のようだ
竹原は小さな街である
だが、、
江戸時代からの街並みが残る地区があったり
本格尾道ラーメンが食べられる「太華園」や
酒粕を生地に練りこんだ
竹原焼きが食べられる「ほり川」など
ここにしかないグルメが
楽しめる街でもあるのだ
今回、竹原でもお好み焼きを食べてみようと
メロンシートが 電話で見つけたお店が
こちら「青怜（せいりん）」だ
駅から近い小さな商店街の角
木造のちょっと古い感じで蔦が絡まる
遠くからでもけっこう目立つお店だった
そば入り、焼きそばだけ、お好み焼きだけ、の３パターンは定番
店に入ると
三角布を被った女性の方が
1人で鉄板前にニコニコしながら立っていた
このお店でも
中央の鉄板で仕上げまで焼いてもらい
各テーブルの鉄板に火を入れて
そこで各々が食べるという
広島ではよく見るスタイルのようだ
また、広島のお好み焼き店は
女性が焼いてる店が実に多い
広島のご当地お好み焼き店を巡ったが
総じて女性が焼く店は
どこか愛嬌があり
常連や我々との会話自体が
お店のBGMや味になっている
こちらのお店も会話こそ少なかったが
「あら、生地がないわ…」
「どこいったかな…」
独り言を言いつつ
調理を進めていくのだが
どこか愛嬌がある雰囲気なのだ
何故なのかわからないが
見ていて全然飽きないのが
広島お好み焼きの面白いところだ。。
この日はお腹が空いていたので
そば入りの肉玉（600円）を２つ頼んだ
ちなみに…
そば抜きでお好み焼きだけなら550円
お好み抜きで焼きそばだけだと600円
お好み焼きといっても
薄い生地を足すかどうかという違いだから
そば入り肉玉と同じ値段なのは
なんとなくわかる気がした笑
さらに、大盛りは200円増しになる
店内にはもう一組お客さんが入ってきた
にわかに忙しく賑やかになってきた
それでは焼き方を見ていこう！
お店の方にお願いして
中央の鉄板で焼き方を見せていただいた
どのお店でもそうだが
みなさん熟練されているので
かなりの目分量でざっくりと作っている印象だ
そういうところにも
お店の方の個性がバッチリ出てくるので
見ていてとても面白い
鉄板に豚肉を載せ、脂が溶けてきたら麺を載せる
さらにその上から大量のキャベツを載せる
その上から揚げ玉をひとつかみ
豚の脂がじゅわじゅわしてきたら全部混ぜて焼きそばを作る
焼きそばがしんなりしたらしばらく放置、その間に生地をくるくる
生地の上に魚粉、胡椒をぱぱっ
生地に火が通ってきたら焼きそばをぽんっ
さらにその上から生地をたらあ〜っ
焼きそばと生地をくるりっぱんっ とひっくり返す
卵をコンコン
生地と同じ大きさにくるくる
卵の上に麺を下にしたまま ほいっと移動
しばらくじゅわじゅわ… 焼け音が変わったら出来上がり！
仕上げにソースをドボン！今までで一番ソースが多かったかも…！
細かい青のりをふぁさふぁさふぁさっと振る
紅生姜をチョン、そして完成！
青怜のお好み焼き出来上がり！
麺がわりとパリッと仕上げられていた
ソースは結構多め
酸味が強く感じるので
広島定番のオタフクソースだったかもしれない
マヨネーズは付いておらず
卓上にも置いていない
郷に入っては郷に従え、ということで
ここはあえてマヨネーズを使わず食べ進める
麺のパリパリは最初からあったが
食べ進めるうちに鉄板の熱で
どんどんパリパリになっていった
コテで切り分け
野菜の水分で柔らかくしながら食べていくと
ちょうどいい食感になっている
材料費があまりかからないとはいえ
なかなか手間がかかると思うが
それがこの値段で楽しめるなんて
かなりリーズナブルだろう
広島のお好み焼きは
どこで食べようとも
お母さんが焼いてくれるのを
じっと見てるような
そんな郷愁を感じる食べ物なのかもしれない
ごちそうさまでした！
蔦を通って風が吹き抜ける
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お好み焼き 青怜（おこのみやき せいりん）
住所：広島県竹原市中央2-12-1
電話：0846-22-1211
営業時間：お店に要確認
定休日：お店に要確認
＊臨休等の詳細は必ず事前に連絡を！
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電車：JR呉線 「 竹原駅」 徒歩4分
