フラメンコロイドの旅

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【本家アロチ丸高 丸高中華そば】“車庫前系 和歌山ラーメンの元祖”と言われるその豚骨醤油を味わう! 和歌山県和歌山グルメ

 
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ロイドウォーカー
「フラメンコロイド」というバンドで日本全国を演奏活動しながら車で旅する3人組。日本各地で通りかかった土地の絶品グルメを野生の勘で探し当てながら、北は北海道の礼文島から南は沖縄県の竹富島まで巡っている。ロイドの旅も2019年現在で日本8周目に突入!最近ではヨーロッパやアジアなど海外にも旅が拡大中!

 

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車庫系の祖、本家アロチ丸高

和歌山に仕事で訪れた際
ホテル近くに
和歌山ラーメンの有名店があると知って

早速 食べに向かいました

伺ったのは
「本家アロチ丸高 丸高中華そば」 です

戦前からの屋台が発祥と言われる
「和歌山ラーメン」

主に和歌山の北部を中心に食べられていて
店ではラーメンではなく
中華そばと呼ばれることが多いそうです

また和歌山では醤油主体のスープが多くて
これは和歌山の近くに
醤油の産地があったからではないかと言われています


時代を感じる、味のある入り口


こちらがお店の入り口

店名の「アロチ」は店がある界隈の地名で
漢字では「新内」と書きます
なかなか読めませんよね!

この界隈は
和歌山市内でも指折りの繁華街、歓楽街であること

お店の営業が夕方から翌朝の3時までであることから
お店には

酔った客、タクシー運転手、客引き、観光客など
地元内外のお客さんが入り乱れていて
まあ、とにかくめちゃめちゃ賑やか笑
常に人が出入りしているお店です!


ひとり客も多く訪れていた

ところで…
和歌山ラーメンは

スープの作り方で2つの系統に分かれています

「豚骨をドロドロまで煮込み醤油を合わせる」
・醤油スープの中華そばを作るときに
豚骨を煮過ぎた失敗からできたといわれる
・代表店には「井出商店」

 

「醤油で炊き込んだ豚骨を煮込みスープを作る」
・「本家 アロチ 丸高」がこの元祖と言われる
・和歌山で多いのはこちららしい

・店名に「丸」が付くことが多い
・屋台の場所が路面電車の車庫前に多かったので
「車庫前系」なんて呼ばれたりもする

 

和歌山ラーメンに出会う時
こんな知識を頭に入れておくと
面白いかもしれませんね♪

 

和歌山ラーメンの流儀

さて、このメニューにあるおでん↓↓
和歌山ラーメン店の特徴の一つでもあります


持ち帰りもあり。今日は中華そばとおでんを。

この日、お店の中にも
コトコト煮込まれたおでんをつまみながら

中華そばの到着を待っている人がチラホラいました
酒の締めにラーメンを食べることが多いことから
おでんを置くようになったそうですよ


店で飲む方も。おでんや餃子、キムチも揃う


食べた本数を会計時に自己申告するシステム


そしてこちらが

もう一つの特徴「早(はや)寿司」です

和歌山ラーメンの店では
「早寿司」を食べる前提で
中華そばの量が少なめになっている店が多いそう

 

そもそも「早寿司」
紀州の名物である発酵鮨「熟れ(馴れ)寿司」を
十分に発酵させていない状態のサバ寿司のことで
十分に発酵させていないのを「早なれ」というので
「早寿司」と呼んでいます


寿司をアセの葉で巻くのが本格的なやり方ですが

最近は写真のような↓
プラスチック製が主流のようですね〜


和歌山のラーメン店では大定番


「早寿司」は各テーブツにポンと置かれて
好きなだけとって食べます

そして食べた本数を
会計時に自己申告するシステムなんです
そんな気さくさも
和歌山ラーメンの楽しみ方かもしれませんね♪

残念ながら自分はサバが食べられないので
おでんとビールを頼みつつ
晩酌しながら中華そばを待つことにしました!


かなり煮込まれ染み込んだおでん


晩酌や早寿司を食べながら中華そばを待つのが定番

 

独特の味わいの中華そば

やってきた中華そば(650円)
中央の花のかまぼこが可愛いですね笑
早速いただいてみましょう〜


中華そば(650円)


中央のカマボコの色が可愛らしい


醤油感が前面に出ているとろみあるスープ

スープは少なめです
かまぼことネギ以外はとにかく茶色、という感じ笑

どろっとした茶色のスープからは
びっくりするくらいほとんど豚骨臭がしません
飲んでみると、、、
なるほど醤油の味が強く出てきて

豚骨がはるか後ろのほうにいる感じ
かなり見た目よりスッキリした口当たりです!


ツルツルと入る細めストレート麺

は予想に反してかなりツルツルでした
誤解を恐れずにいうなら
表面のツルツルさは細めのスパゲティのような。。
喉越しは良いし
量がかなり少なめなので

あっという間に食べられてしまいますよ

チャーシューメンマなどはかなりの薄味で
スープの味が大半を占めている印象でした

 

豚骨醤油、とわかっていますが
家系ラーメンや九州の豚骨などと比べると

肉や骨の味がほとんど感じられない
かなり独特の味わいだった気がします

とても控えめであっさりしているので
確かに飲みの締めや
女性には食べやすいと思いました

また、早寿司やおでんなど
他の食材ありきの味わいなのかもしれませんね〜


薄味、あっさりチャーシュー

「本家アロチ丸高」
市内を中心にかなりの暖簾分けをしているそうです
そういった他店を食べ比べてみたり
違う系統を
食べ比べてみたりするのも面白いかもしれません!

ごちそうさまでした!


酔客、タクシー運転手、客引き、学生、観光客…客足途絶えず

 

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鳥のイラストライン

本家アロチ丸高 丸高中華そば
ほんけあろちまるたか まるたかちゅうかそば
住所:和歌山県和歌山市友田町2-50

電話:073-432-3313
営業時間:17:30~翌3:00
定休日:日曜、年末年始
*臨休等の詳細は必ず事前に連絡を!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
電車:JR和歌山駅から徒歩13分

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「フラメンコロイド」というバンドで日本全国を演奏活動しながら車で旅する3人組。日本各地で通りかかった土地の絶品グルメを野生の勘で探し当てながら、北は北海道の礼文島から南は沖縄県の竹富島まで巡っている。ロイドの旅も2019年現在で日本8周目に突入!最近ではヨーロッパやアジアなど海外にも旅が拡大中!

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